スライド式入力フォーム

テンプレートを構成する入力フォーム

ツマミを左右にドラッグして数値の入力ができるスライド式入力フォームを日報に組み込む

スライド式入力フォームの日報をタブレット・スマホから入力する

スライダーによる入力方式。上限と加減の設定が必要です。小数点や負数も扱えます

スライダー入力はキーボードを使わずに簡単に数値の入力ができる、便利な入力フォームの1つです。日報に組み込むことで数値の入力業務を軽減可能です。キーボードを使わないという性質上、特にスマートフォンやタブレットといったモバイル機器と相性がとても良いです。

スライダ入力フォームの初期設定としてスライダの左端と右端の数値(つまり「最小値」と「最大値」)を決める必要があります。つまみを1つ動かすごとに、増減する値の量も指定できます。増減量には小数点も指定できます。

例えば最小が15、最大が60で、増減量が15の場合、想定しうる入力の値は「15・30・45・60」の4通りしか有りません。入力範囲を狭めることで「ありえない値」の入力リスクを排除できる点で、数値入力フォームよりも型安全と言えます。

この性質は利点でもあり、弱点でもあります。入力されうる数値の範囲が予測不可能な場合や、取り扱う桁数が大きい場合はスライダー式入力フォームは不向きです。このような場合は「数値入力フォーム」を検討して下さい。

スライダーは入力必須の指定が無効です。なぜならツマミは最初からスライダーの範囲内に格納されているため、どうあがいても「最初から入力されている」状態になってしまうためです

スライダー式入力フォームの初期設定について

スライド式入力フォームの初期設定

スライド式入力フォームの初期設定。最小値・最大値・目盛り・単位の4項目を設定できます

前述のとおり、スライダーの左端と右端、目盛りの設定、必要に応じて「単位の設定」が必要です。スライド式入力フォームを追加すると、初期値として

  • 最小値: -10
  • 最大値 :10
  • 刻み値(目盛りのこと): 1
  • 単位:ポイント

の値が自動でセットされております。必要に応じてこれらの値を修正して下さい。例えば次の画像はスライドの刻み値(目盛り)を0.5にし、単位を「点」にした例です。

スライド式入力フォームの設定

スライド式入力フォームの設定。最小値と最大値、そして目盛りの単位を指定します

スライドの左端が最小値で、右端が最大値となります。スライドの間にある目盛りは刻み値として指定します。上の画像の例ではマイナス10〜10までの20という範囲で、1つスライドを動かす毎に0.5増減するというスライドになります。

つまりこのスライダは40パターン(範囲20で単位0.5なので)の数値が入力できる数値入力パーツと言えます。-10 , -9.5 , -9.0 , -8.5・・・・9.5、10 といったかんじです

スライド式で入力された値は日報集計から集計が可能です

スライダー式入力フォームを通して提出された日報は、スライダーの値を「数値」として記録しています。数値は集計が可能な項目のため、日報集計機能を使って簡単に集計できます。

実際に集計するまでの流れを確認してみましょう。スライド式入力フォームを含んだ日報テンプレートを用意しました。

スライド式入力フォームの日報をタブレット・スマホから入力する

スライド式入力フォームの日報をタブレット・スマホから入力する

画像が小さくて見ずらい場合はクリックすると拡大表示されます

この日報サンプルでは「外気温」「室内気温」「貯水槽A水温」「貯水槽B水温」の4つのスライド式入力フォームを用意しました。それぞれの最大値や最小値はあえてずらしています。スライドの目盛り間隔が少し違うのはそのためです。

さて、日報を集計するには集計するための日報を提出しなければなりません。上のサンプル日報を何件か適当に入力して提出しました。そして「日報集計」をタップします

日報本文に含まれるスライド項目を自動で集計する

日報本文に含まれるスライド項目を自動で集計する

ワンクリックで簡単に日報のスライド項目をリストアップし、集計した結果が表示されました。

ええ、言いたいことはわかります。「気温を集計したって意味ないよね?」

はい、おっしゃるとおり、気温のような項目は集計してもあまり有効ではありません。集計よりは「推移」を知りたいことでしょう。集計結果から「詳細」ボタンをクリックするとスライダー入力のデータをグラフ化、データテーブル化して確認が可能です

気温などのデータをグラフ化およびデータテーブル化して表示

気温などのデータをグラフ化およびデータテーブル化して表示

日報CSVエクスポートにも対応しています

スライド式入力フォームから入力されたデータは「数値データ」として記憶されます。日報の一括CSVエクスポートを行うと、スライド式入力フォームの値は「数値」としてCSV上に記載されます。

スライド式入力の項目をCSVエクスポートした例

スライド式入力の項目をCSVエクスポートした例

CSVにエクスポートする際、各フィールド名の後ろに3桁のキーコードが自動で埋め込まれます。このキーコードはフィールド名の重複を防ぐために自動で付与されます。キーコードは毎回同じ値が入ります。

複数のばらばらの日報をCSVにエクスポートするすることで、データをより俯瞰することが可能です。外気温や水温といったフィールドのデータをもとにグラフを作成したり、温度の高い順に並べ替えるといったことができるので、Maroudの集計機能以上に細かい日報の分析が可能となります。

CSVファイルはシンプルなファイル形式のため、社内独自のシステムにインポートしたり、Accessなどのデータベースに取り込むといったことも可能のため、Maroudを入力専用と捉えて実データの分析を他のシステムで運様するといった使い方も可能です。

エクセルの関数や使い方を最低限知っておくと便利です