スタッフが作成した日報を読んでみましょう。日報を表示するには「日報一覧」から読む方法と、「カレンダー」から読む方法があります。カレンダーから読む方法はカレンダーの使い方を参照してください。
日報一覧から日報を読む
メニューから「日報一覧」をクリックします。
日報は、「提出された順(最終保存日時)」に並んでいます。日報提出時に指定できる日付では有りません。
1つ1つの日報はすべて折りたたまれた状態で表示されていますが、「全部展開」ボタンをクリックするとすべて開いた状態で表示できます。日報一覧では、テンプレートによる絞り込みや、タグによる絞り込み、日付による絞り込みが可能です。
それでは任意の日報を開いてみましょう。表示したい日報をクリックします
このように、日報をクリックすると折り畳まれた日報が展開されて表示され、日報を読むことができます。さて、日報を読んだあとのアクションとして色々あります。日報を承認したり、日報にコメントを付けたり、あるいは印刷したり・・・
それぞれのアクションについて詳しく解説します
日報ステータスの変更【日報の承認と棄却について】
スタッフが作成した日報を承認することで、その日報はロックされます。日報を承認できるのは、「マネージャ権限」以上のスタッフだけです。マネージャが複数人いる場合は、いづれか1名が承認すれば良い仕組みになっています。
さて、日報を表示するとマネージャの画面では「承認」と「棄却」のボタンが確認できます。
日報を承認する
日報が承認されると、その日報はロックされます。日報をロックすることで、誤った修正や悪意のある改ざん行為をある程度防ぐことができます。また、日報作成者に対して「承認された」旨の通知が発行されます。
実際に承認ロックされた日報は次のように表示されます

もう一度承認ボタンをクリックすると解除できるよ
日報を棄却する
また、日報を棄却する際は「棄却」ボタンをクリックします。棄却時に棄却理由を入力できます。
日報を既読にする
マネージャ権限以上のスタッフは「承認」と「棄却」ボタンが表示されますが、それ以外のスタッフは承認棄却ボタンの代わりに「既読」ボタンが表示されます。既読とは「読んだよー」のサインです。
「既読にする」ボタンを押してみましょう。次のような変化が起こります
まだ読んでいない日報は「既読」ボタンが表示されていますので、既読ボタンを押します。するとその日報は「既読」となります。
日報に対してコメントを書き込む
承認と棄却はマネージャ権限が必要でしたが、日報に対してコメントを残すことは日報を読める権限があれば誰でも自由に書き込みできます。
日報閲覧画面にある「コメント」ボタンをクリックしてコメントを書き込みましょう。
コメントを書くと日報画面にコメントが表示されます。コメントを書いたスタッフの名前、コメントを書き込んだ時刻も合わせて記載されます。また、日報作成者に対してコメントが作成された旨の通知が発行されます。
日報に対してタグをセットする
タグとは日報につけることができる目印のようなものです。「重要」や「要確認」「印刷済み」など、タグは自由に作成し自由に日報へつけることができます。
タグは折り畳まれた状態の日報からも確認できるので、目立ちます。またタグによる絞り込み検索も可能です。
タグは色の変更や内容の変更、削除が自由に行なえます。詳しくは「タグの管理」を御覧ください。

日報が承認ロックされたらタグを新たに付けたり、外したりできないよ
日報に対するその他のアクションについて
この他にも日報に対して様々なアクションを行うことができます。詳しく見てみましょう
日報を削除する
誤って作成した日報は削除ボタンから削除することができます。日報の削除は権限によって制限があります。
また、自分以外の日報を削除した場合、削除された日報のオーナーに対して通知が発行されます
日報をPDFに変換する
日報を必要に応じて、PDFに変換することができます。PDFに出力した日報はE-mailに添付したり、印刷したりと様々な利用が可能となります。
実際にPDF化された日報はこんなイメージです
MaroudからPDF出力されたデータはこちらからダウンロードして確認できます。
日報の顛末を書く【日報のスレッド化】
表示中の日報に対する続きの報告が書きたい場合があるかもしれません。日報は1通1通が独立していますが、日報と日報を紐付けて時系列に日報を追えるようにするには、「日報の顛末」機能を使います。
「顛末を書く」をクリックすると、日報の新規作成画面(テンプレート選択)へ切り替わります。
顛末に使用する日報テンプレートを選択し、通常の手順で日報を作成すると、その作成された日報は顛末として、顛末元の日報に対するリンクを持った状態で作成されることになります。
顛末についての詳しい説明は日報作成のページにて解説しておりますので、詳しくは「日報作成【顛末を書く】」を御覧ください。
日報を修正する
承認される前の日報であれば修正することができます。あるいは「棄却された日報」の場合も日報を修正する必要があります。修正するには修正したい日報を開き「修正」ボタンをクリックします。
その後は日報作成画面(修正モード)へ切り替わるので、必要な修正事項を修正の上、再提出します。日報の修正については「日報作成【日報を修正する】」で詳しく解説しています。また、日報の削除についても同様に「日報作成【不要な日報を削除】」に記載がありますのでそちらを参照してください。
日報をコピーして新規作成する
同じ内容で日報を新規作成する際は、コピー新規作成を使います。
コピー新規作成を押すと、表示中の日報と同じ内容がコピーされた状態で新規作成画面に切り替わります。
日報のコピーは制限がなく、承認されていても、自分以外の日報であっても、自由にコピー新規作成が可能です。
権限が「ライター」と「ゲスト」の場合は日報閲覧に制限があります
これまでご紹介した例はすべてスタッフの権限が「メンバー」「マネージャ」「管理者」の場合です。承認・棄却ボタンはメンバー権限には表示されませんが、それ以外は同じ画面構成です。
スタッフの権限が「ライター」の場合、画面は次のようになり、自分の書いた日報以外は表示されなくなります
また、権限が「ゲスト」の場合は、自分の書いた日報にすらアクセス出来ません。
カレンダーから日報を読む
日報はカレンダーからも閲覧できます。カレンダーの便利なポイントは、スタッフ毎、日付ごとに日報が表示されるため、未提出のスタッフをいち早く発見出来たり、既読、未読の状況が色違いで表示されるため見落としを防ぐ効果があります。
カレンダーを表示するには、メニューから「共有カレンダー」をクリックします。
カレンダーが表示されました。横軸にスタッフ名、縦軸に日付のレイアウトをしたカレンダーです。
日報は通常、塗りつぶされたボタンで表示されます。(ボタンの色は日報テンプレートの色と一致します)一度日報をクリックすると自動で既読になります。既読された日報は「白抜きのボタン」として表示されます

自分が書いた日報は提出と同時に自動で「既読」になります。だから自分のカレンダー行は通常、全部白抜き状態になります
読みたい日報をクリックすることで、日報がポップアップで表示されます。日報一覧の場合と少し表示のされ方が違いますね。